ドイツ旅行では,ジャーマンレイルパスを使用しました。
実際使ってどうだったかを書いていきたいと思います。
わたしが使用したのは,7日間の連続タイプ。
事前に日本で購入し,印刷をして持っていきました。
ジャーマンレイルパスとは
ジャーマンレイルパスとは,ドイツ鉄道(DB)が乗り放題となるチケットです。
ドイツだけでなく,一部隣国にも行けます。
わたしもこのチケットを利用してフランクフルトからブリュッセルまで行きました。
利用できる列車
ICE(Inter City Express)
ICEsprinter(Inter City Express sprinter)
IC(Inter City)
IRE(Inter Regio Express)
RE(Regio Express)
RB(Regional Bahn)
フランクフルトやミュンヘンなど大都市圏内のSバーン
座席予約指定や寝台列車,Uバーンには使用不可
自由席は座れます
チケットタイプは2種類
「連続タイプ」と「フレキシータイプ」とあります。
また,更に大人,ツイン,ユースと3つの種類から選べます。
大人:1人の乗客用
ツイン:一緒に旅行する2人用
ユース:12~27歳の乗客用
まず連続タイプ
利用開始日から連続で使うタイプのチケットです。
3日間,4日間,5日間,7日間,10日間,15日間から選べます。
例)3/1から3日間のチケット
利用可能日 3/1~3
クラス | 1等 | 2等 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
有効期間 | 大人 | ツイン | ユース | 大人 | ツイン | ユース |
3日間 | 234 | 346 | 189 | 171 | 261 | 139 |
4日間 | 252 | 378 | 198 | 189 | 279 | 148 |
5日間 | 270 | 400 | 216 | 198 | 297 | 162 |
7日間 | 328 | 490 | 265 | 243 | 364 | 193 |
10日間 | 391 | 584 | 315 | 288 | 436 | 234 |
15日間 | 548 | 818 | 441 | 405 | 607 | 324 |
価格はユーロで記載しています。
また,ツインは二人分の価格です。
次に,フレキシータイプ
利用開始日から1か月間の間で使える日を選ぶタイプのチケット。
3日分,4日分,5日分,7日分,10日分,15日分から選べます。
例)3/1に利用開始し3日分
利用可能日 3/1,3/4,3/10
クラス | 1等 | 2等 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
有効期間 | 大人 | ツイン | ユース | 大人 | ツイン | ユース |
3日間 | 243 | 360 | 193 | 180 | 270 | 144 |
4日間 | 261 | 387 | 207 | 193 | 288 | 153 |
5日間 | 279 | 414 | 220 | 207 | 306 | 166 |
7日間 | 342 | 512 | 279 | 252 | 382 | 202 |
10日間 | 441 | 656 | 351 | 324 | 485 | 261 |
15日間 | 620 | 926 | 494 | 450 | 674 | 369 |
価格はユーロで記載しています。
また,ツインは二人分の価格です。
チケットの購入
日本での購入かまたは現地でも購入できます。
日本で事前に購入する場合
連続タイプ:自分自身でプリントアウト
フレキシータイプ:購入後に輸送(出発の2週間前まで)
また,バリデーションが必要
現地での購入
指定のドイツ鉄道の窓口で買えます。
詳しくは,こちら
ただ,2018年から更新されていなさそうです…
バリデーション
パスの利用には,バリデーション(利用開始手続き)が必要です。
ドイツ国内の鉄道駅の窓口でできます。
窓口なので営業時間に注意してくださいね。
日本でもできますが,基本的に有料なので現地ですることをおすすめします。
また,事前に日本で購入した連続タイプのパスはバリデーションの必要はありません。
印刷して持っていくだけで大丈夫です。
使用方法
ドイツの鉄道には改札はありません。
そのまま電車に乗れます。
駅員さんが電車内を回っているので,自分の席に来たらジャーマンレイルパスを見せれば大丈夫です。
フレキシータイプの場合は,自分で乗る前に利用日を書いてください。
DBアプリ
ドイツの鉄道に乗る際にはこのアプリを入れておくことをおすすめします。
ドイツの公共機関の乗り換えが調べられます。
乗るホームや降りるホームが書いてあったり,時間が遅れた場合も表示されたりします。
とっても便利です。
また,ベルギーやオランダの電車も調べられました。
結論
ドイツの電車ほぼ乗れました。
DBアプリで検索をかけたときに電車の名前(ICとかRBとか)が出てくるので,
自分が無料で乗れる電車なのかも把握でき,間違えてジャーマンレイルパスが使えない電車に乗ることもありませんでした。
また,時間を気にせず乗れ,いちいち切符を買わなくてよいので気が楽というのもありました。
値段が高いのでドイツをたくさん移動する方にはおすすめです。
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